「野党は共闘 「候補者統一」の声をあげよう

中山 小禿(ペンネーム)さんからの報告

「2019憲法フェスティバル」31・32番テントの概要報告

 例年通り5 月3 日に、千波湖畔で憲法フェスティバルが開かれた。プログラムの代表欄に田村武夫氏と並んで鶴田まこみさんが載ってた。言うまでもなく彼女は前回の知事選候補。全県的なイベントの要職に就くというのは、次回も出馬の意欲がある徴か。

 そ れはさておき 筆者は 31/32番テントに参加した 。テントの企画名は「9条の会・3000万人署名交流会 」 。 テントに入るとすぐに 「終わったら、交流の様子を舞台で報告するように」と命じられた。以下が報告内容である。文書化に当たり若干の修正を施した。

 このテントには約40名が参加した。集いの冒頭に、田村武夫( 3000万署名オール茨城事務局長)から情勢報告があった。乱暴に要約すれば “自民党も安倍首相も、憲法改正 をあくまでも推し進めようとしている”ということである。
 その後交流が始まり13名から発言があった。特徴的な議論を摘記する。
★ 3000万署名が停滞気味で、運動への新しい参加者がない。
★ 成果が上がりにくくても 「継続は力」だ。
  運動を続けることが世論を換える礎になる。
★ 改憲を阻む確実な処方は選挙で勝つことだ。
  そのため次のことを提案する。

① 全県全国の民主団体は 「野党は共闘 」「候補者統一」の声をあげよう。
② 年寄りはファックスや電報で、若者はパソコンやスマホで、野党に要請しよう。
③ この運動は、団体だけでなく個人でもできる。
④ 茨城県市民連合の事務局は 「宛先」のリストを、各団体に送ってほしい。

 この提案は、拍手をもって採択された。提案用紙を別途に添付する。
 最後に、田村事務局長から締めの挨拶があった “ジャーナリズムは、今国会での改憲発議は無理だと結論づけている。日程が不足であることに加え、公明党が「自民と共同で発議することはない」と言い出しているからである。公明党をびびらせたのは、2000万署名、3000万署名を中心とする我々の活動だ。
 そのことに確信を持ってこれからも運動を進 めていこう 。挨拶を聞いた参加者は元気いっぱいで、テントを後にした。

提案用紙

「茨城県市民連合」への要望

憲法フェスティバルにて2019/5/3

全県全国の民主団体に次のことを呼びかけてください。

○ 安倍首相が企む「憲法9条殺し」に反対
○ 野党は共闘せよ
○ 参院選・衆院選の候補者を統一せよ

 この趣旨の要求を、立憲野党の本部・支部・議員に〝打電〟しよう。

 〝打電〟は、ファックス・メール・SNSなどでもOK。
 全国から数千数万の要請が届いたら、政党も本気になってくれると思います。
「茨城県市民連合」は、〝打電〟先を調べて、県内の民主団体にご連絡ください。
〝打電先〟とは、メールアドレスなどの「宛先」のことです。

阿見町九条の会 代表 中山 小禿